退職を機会に夢だった世界一周の旅に出かける計画をする事にした。(こっそり『ざっくり』な費用も公開します。)
旅の目的
・はじめと終わりはリゾートで何もしない時間を楽しむ。
モルディブ、ポートダグラス(オーストラリア)
・世界遺産などを訪れる。
<ヨーロッパ>
フランス・・・モンサンミッシェル、エッフェル塔
スペイン・・・サクラダファミリア
イタリア・・・コロッセア、ピザの斜塔に登る、ベネチアでゴンドラに乗る
スイス・・・ベルニナ特急、氷河特急に乗る
ドイツ・・・マイナウ島
<南米>
ペルー・・・マチュピチュ
チリ・・・モアイ(イースター島)
<オーストラリア>
シドニー・・・オペラハウス
エアーズロック・・・エアーズロックの夕日と登頂
ケアンズ・・・グレートバリアリーフ
現地での観光は英語の殆どできないのでバスツアーなどの現地パッケージツアーを利用する。また、極力日本語のガイドが同行するツアーを日本で予約して行く。
まずは旅のルート作りから
今回は世界一周航空券を使っての旅とすることにした。この航空券は区間ごとにおのおの買うより格安で手に入る。条件によっても多少変わってしまうがエコノミークラスで一区間2~3万円万円、ビジネスクラスで4~5万円で購入できる。私は7月の出発で北半球が夏、南半球が冬となり両季節の洋服が必要で荷物の多さを考えてビジネスクラスとした。
世界一周航空券はルート作りに細かいルールがあり日本航空グループと全日空グループの航空券でも多少の違いがあります。私は唯一イースター島に行ける日本航空グループの航空券を利用した。
とりあえず行きたい都市を書き出して見たら14ヵ国で40都市にもなってしまった。ルールにあてはめながらルートを作り始めると途中で後から後からここにも行きたい、あそこにも行っておきたいと膨らんでしまい最終が出来上がるのに1年半もかかってしまいました。
航空券のルールや取得するビザに合わせて最終的には以下の国とルートで確定できた。
熊本⇒東京→モルディブ→フランス→イタリア→スイス→ドイツ→スペイン→ペルー→チリ→オーストラリア→香港→福岡=熊本
世界一周航空券以外に熊本から東京間は日本航空の特典航空券、福岡から熊本は新幹線移動している。また、各国の国内移動に飛行機、電車、バスを利用している。
泣く泣く断念した国として
・当時テロが隣国で多発していて治安が悪かったヨルダン、エジプト
・飛行機の乗り継ぎが日程に合わなかったアイスランド
・ビザが発給されなかったアメリカ、ビザの申請時間が間に合わなかったボリビア
通常、日本人であればほとんどの国でビザが必要ありません、国際結婚をしている私は妻が外国籍のため至る所でビザが必要となります。つくづく日本のパスポートはすごいなーと実感した。
ザックリの費用
飛行機代
世界一周航空券(ビジネスクラス) ¥870,000
ヨーロッパ航空券 ¥74,000
スターペルー ¥15,000
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小計 ¥960,000
オプショナルツアー代 ¥340,000
送迎代(空港⇔ホテル) ¥63,000
電車代(主にヨーロッパ国内移動) ¥70,000
ホテル代 ¥380,000
食事・小遣い・その他 ¥150,000
海外旅行保険 ¥18,000
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合計 ¥1,954,000
※上記金額は1名分の費用でホテル代は単純に2分割しています。また、事前準備したものビザ、カメラ消耗品などの費用は含まれていません。
日本
旅の始まり熊本~東京へ 7月12日
14:00発のJAL便(特典航空券を利用)で東京(羽田)へ、この日は東京への移動のみで旅行の出発を祝って東京の友人が夕食会を開いてくれました。半年ぶりの再会でとても嬉しいひと時でした。
日本を出発 7月13日
10:00頃に成田空港に到着
まだ人は少なくこれからなのでしょうか?早々にチェックイン、出国審査を受けてまずはJALのラウンジで出発前の一杯!
13:20発の成田空港からのスリランカ航空(JALコードシェア便)のモルディブ(スリランカのコロンボ乗り継ぎ)行きに搭乗、早速のウエルカムドリンクのシャンパンを頂きます。
出発後間もなく飛行機が安定したところで昼食が出てきました。
19:10 スリランカのコロンボに到着、乗り継ぎ時にビザが必要では無いかと心配していましたが(前情報では必要性が分からなかったのでETAにてトランジットビザを取得した。)乗り継ぎには入国の必要がなくスムーズにモルディブ行きに搭乗。
21:10 定刻にマレ国際航空に到着、現地の日本人スタッフが出迎えてくれました。手続き後、スピードボートで宿泊先のバンドス・アイランド・リゾート&スパへ。すっかり日が暮れてあたりは真っ暗、運転大丈夫!結構心配でしたが20分程度で無事にリゾート到着。
モルディブ
バンドス・アイランド・リゾート&スパ滞在 7月13日~17日
滞在する水上ビラでリゾートに二部屋のみで専用のバトラーが付いています。朝食は部屋に運んでくれます。
ビラの中はこんな感じです、スイトルームになっていて浴槽も付いていました。また、部屋から直接、海に入る事が出来ます。
これってどういう意味!!私たちだけで他につけている人いない。
この時期は雨季で頻繁にスコールが来るようで少し海が荒れる事があるようです。ひょっとして水上ビラだから海に流された時の表示!?
ベストシーズンは11月から2月にかけての乾季だそうです。
ほとんど毎日ビーチや部屋でのんびり、たまにビーチでシュノーケリング、水遊び、ほんとうにのんびりした時間が流れました。
リゾートの最後の日に知り合った日本人夫婦とタイ式マッサージが終わり記念撮影
滞在中に私たちのお世話をしてくれたフィリピン出身の女の子です。
20:40 マレ国際空港からスリランカ航空のコロンボ経由フランス(パリ)行きに搭乗
フランス
パリ 7月18日~24日
9:00 パリ・シャルルドゴール空港到着、送迎の車で『Hotel Queen Mary』へこのホテルで6泊しました。
チェックイン後、荷物を少し整理し午後はフリーだったので周辺を散策
ここにもありました『ユニクロ』
夕食には頂きました「シーフード」&ワイン
モンサンミッシェル、バスツアー 7月19日
集合場所、ギャラリーラファイエットへ地図を片手に徒歩で移動、所要時間10分
7:30 モンサンミッシェルへ向け出発、行程約4時間
モンサンミッシェルは修道院で海の孤島と言われていますが、近年は観光のために作られた歩道の影響で潮の流れが変わり島周辺に土砂が堆積して孤島にならなくなっていたようです。昨年、土砂の撤去と歩道の改修が終了して孤島が見られるようになったとの事、残念ですが今日は干潮で海水はありません。
到着後、早速お目当ての「モンサンミッシェルのオムライスを食べるためにレストランへ、旅人に有名な修道院内の『ラメールプラール』
ではなく修道院前のレストラン
有名な「オムライス」ふわふわで少し甘く、口の中に入れると直ぐになくなってしまいましたスイーツ感覚です。
いよいよ「モンサンミッシェル」へ入ってすぐのところにはレストラン、郵便局をはじめとするおみやげ屋さんが並んでいます。
モンサンミッシェルの北面にあるゴシック様式の3階建ての建築です。装飾の美しさ、17年という短い期間で建てられたことから「ラ・メルヴェイユ(驚異なるもの)」という名前がついたそうです。
回廊の柱は、2本の柱で一組の列柱となっており、その柱が少しずれて建てられています。これによって、回廊が永遠に続くかのような錯覚をもたらすそうです。
パリセノラマ、バスツアー 7月20日
午後からバスツアーに参加、地下鉄を利用して集合場所「パリ・シティ・ヴィジョン社のピラミッドオフィス」へ。
初めての海外地下鉄、チケット自販売機で何度も「ガチャ・ガチャ」させていると駅員さんが手順を説明しながらチケットを買ってくれました。行き先は地図指差しです。
14番線で1駅 Madeleine乗車 Pyramides下車 1.8€ 約1分
パノラマ・バスに乗車、日本語の音声ガイダンスで市内を車窓観光、
「凱旋門」
登ってみたかったなあー、残念ながら下車出来ませんでした。
※地上のシャルル・ド・ゴール広場は交通量が多く、横断できないのでご注意下さい!!
「凱旋門」は、パリのランドマーク的存在、「世界最大の門を!」というナポレオンの命によって建設された大きな門です。
正式名称は、アルク・ド・トリオンフ・ド・レトワール(エトワール凱旋門)と言います。アウステルリッツの戦いを記念して造られた門でいわゆる戦争の戦勝記念碑です。
1836年に完成しましたが、ナポレオン本人は、生きているうちには凱旋門をくぐることができませんでした。死後19年後に棺に入ったまま凱旋門を通ったと・・・。
・エッフェル塔
第三展望台(地上276m)へも行けるとの事、ただし、別料金との事、時間の都合で断念。
・セーヌ川遊覧クルーズ
ロワール古城観光、バスツアー 7月21日
集合場所は昨日と同じ「パリ・シティ・ヴィジョン社のピラミッドオフィス」
・シュノンソー城
この城の最初の城主はボイエでしたが、のちに息子が相続し国庫への債務のためフランソワ1世に献上ました。そして、フランソワ1世が1547年に亡くなると、息子のフランス王アンリ2世から愛妾のディアーヌ・ド・ポワチエへと贈与されました。
この城はアンリ2世の愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエと、正妻カトリーヌ・ド・メディシスとの熾烈な確執が繰り広げられたお城ということです。下の写真は二番目の城主ディアーヌ・ド・ポワチエの居室。
jambon blanc ハムサンド 5.60€
Salade composée ミックスサラダ 7.00€
Total HT 28.00€
・シュヴェルニー城
『シュヴェルニー城』は「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」の主要スポットの1つとして、世界遺産に登録されています。 『シュヴェルニー城』は17世紀前半に、シュヴェルニーの伯爵であったアンリ・ユローとその息子であるフィリップ・ユローによって建てられました。 フランスの激動の時代の中で何度も城の持ち主は変わっていきますが、現在でも城は一族によって所有されており、一画は今でも住居スペースとなっています。 1922年に一般公開が始まり、100年以上たった現在でもたくさんの観光客が訪れる人気のスポットです。美しい庭園・内装・家具・芸術品など見所にあふれています。 日本語のパンフレットや見学ガイドも用意されています。入場料 大人12€
・シャンポール城
ロワール渓谷の入り口にそびえ立つ「シャンボール城」、16世紀にフランスを統治していたフランソワ一世が、趣味である狩猟用の邸宅として用意させた城。 1519年から20年近くもの月日をかけ1536年に完成し、歴代のフランス王族が生活の拠点としてきた由緒ある古城です。 1981年にユネスコの世界遺産に登録され、世界各国から多くの旅行者が訪れています。2012年にはトリップアドバイザー企画の「バケットリスト」の「世界の名城25選」にも選出されました。 2017年にはエマ・ワトソンが主演をつとめたディズニー映画実写版の「美女と野獣」の舞台となったことでも知られています。 入場料 大人13€
ルーブル美術館、セーヌ河ディナークルーズ 7月22日
・ルーブル美術館
スリが人混みにたくさん潜んでいて盗難が多発しているそうです。
・セーヌ河ディナークルーズ
クルーズのマップ(Bateaux Parisiens社のHPより抜粋)で1時間30分位の工程です。
下船してシャンパンイルミネーションの下でハネムーンの記念写真
ベルサイユ宮殿 7月23日
集合場所は、モンサンミシェルの時と同じギャラリーラファイエット、地図を片手に徒歩で移動、所要時間10分
・ベルサイユ宮殿
世界一華麗と言われるベルサイユ宮殿は、パリ旅行で絶対に訪れたい人気観光スポットの一つです。
不思議な鏡のモニュメントが置かれています。”上下が逆さまミラー” 園内の円錐形植木剪定はこんなジグを使って手入れをしています。 この日、二回目の残念な事故に見舞われました。帰り際、同じツアーのご夫婦の奥様が宮殿のトイレで従業員に軟禁されるという事件が起きました。短時間で無事に帰って来ましたがこの後の旅行が台無しになってしまいました。皆さん十分にお気お付けください。
イタリア
フランス・パリからイタリア・ローマへ 7月24日
08:55発 パリ(オルリー空港)エアベルリンでドイツ・ベルリン(テーゲル空港)へ 機内でオシャレなチョコレートを戴きました。
11:10発 同じエアベルリンで乗り継いでイタリア・ローマ(フィウミチーノ空港)へ、お迎えの専用車でホテル『Massimo D'Azeglio』へ
ヴァチカン美術館(AM)、ローマ市内観光(PM) 7月25日
集合場所は、ロイヤル・サンティーナ・ホテル、地図を片手に徒歩で移動、所要時間10分
バチカン美術館(Musei Vaticani)は多くの美術館・博物館の総称で、全長7kmある展示コースには世界中から集められたコレクションが並んでいます。
有名なシスティーナ礼拝堂は、ローマ教皇シクストゥス4世により建てられたレンガ造りの頑強な建築構造を持つ礼拝堂。内部をミケランジェロ、ボッティチェッリ、ペルジーノらルネサンス時代の偉大な画家達が装飾したことで知られています。
訪問時の注意事項
カトリック教会の総本山、バチカン市国の厳正な管理下にある美術館は、大聖堂や教会に入る時と同じ様に、きちんとした格好で訪問することが求められています。 肩や背中、太ももなど肌の露出が激しい場合は、入口でショールなどで覆うように指導されますが、場合によっては見学中に警備員に呼び止められることもあります。
地図のギャラリー
地図のギャラリーは16世紀に作られたイタリア各地の地図が、廊下の両側に展示されているギャラリーです。
きらびやかな「地図のギャラリー」、天井は豪華絢爛な絵画と彫刻で、びっしりと埋め尽くされています。
カンピドリオ広場
カピトリーノ丘の頂上にあるのが、ミケランジェロが1534~38年に設計したカンピドリオ広場です。丘は、ローマの七丘のうち最も高い丘です。ローマ神話の主神ユピテル(ジュピター)などの神殿が置かれていた場所で、現在もローマ市庁舎がそびえており、政治行政などで常に重要な役割を果たしています。 カンピドリオ広場は中心にマルクス・アウレリウスの騎馬像(古代の発掘品の複製)、右手にコンセルヴァトーリ宮殿、左手にカピトリーノ美術館、正面にローマ市庁舎(セナトリオ宮)が建ち並んでいます。マルクス・アウレリウスの騎馬像
市庁舎の裏手一帯は世界遺産に指定されている絶景スポットです。そのなかでも市庁舎向かって右側の小道を抜けてすぐのところに広がるポイントからは、世界遺産の古代ローマの遺跡群フォロ・ロマーノからコロッセオまでを贅沢に見渡せる壮大なスケールの風景が楽しめます。
コロッセオ
コロッセオと言えば世間一般では剣闘士同士、または猛獣との殺し合いのイメージが強いですが、その手の物だけではなく、動物の調教やアクロバットを見せるサーカス、体操競技、模擬狩猟など多種多様な催しも行われていたそうです。約2,000年の長い歴史をもつコロッセオですが2015年に1年がかりで表面の修復と洗浄が行われました。
コロッセオの中に入って見ると内部は溝だらけで舞台も観客席も何も残っていません。当時は長径75メートル、短径44メートルの楕円形の「アレーナ」と呼ばれる舞台が中央に築かれていました。
ローマからフィレンツェへ移動(AM)、ピサ観光(PM) 7月26日
ホテルから徒歩でローマ・テルミニ駅へ08:20発のフレンチロッサ9514(予約済で10号車、3D/4D)でフィレンツェサンタマリアノヴェッラ駅へ09:51着、徒歩でホテル『
Hotel Delle Nazioni』へ
ピサの斜塔
1173年にドゥオーモ(大聖堂)の鐘楼(しょうろう)として着工して200年後の1372年に完成した。
高さ55m、297段の階段があり垂直の塔として設計されたが、建設途上の13世紀に地盤が沈下して傾いていることが発覚した。傾斜を修正しようとしたができず、最上階部分だけが垂直になっている。この沈下はその後も大きな問題となっていて、1990年にも傾斜を修正する工事が行われている。
ピサ大学の教授だったガリレオ・ガリレイは落体の法則を証明する実験で、この塔の頂上から大小2個の球を落下させ同時に地上に到達することを示したといわれています。
内部の階段は想像以上の狭さですれ違うのがやっとです。螺旋状の階段が297段ありますので、体力に自信のない方や足が悪い方にはおすすめしません。階段のステップはかなりすり減っているうえにツルツルと滑りますので注意してください、ヒールやサンダルでは危険です。
頂上からは「ピサの街並み」と「奇跡の広場」を眺めることができます。
ピサの斜塔といえば、このお決まりのポーズで撮影するのが名物です。斜塔を倒したり、支えたり、みんな同じポーズで撮影しています。
大聖堂の隣にある円形の建物は洗礼堂になります。12世紀から約200年もかけて建てられ、建物全体は大理石で装飾されています。建物の下部はロマネスク様式で、上部はゴシック様式という面白い構造をしています。 斜塔は駐車場から結構離れていて徒歩で移動になりますが、途中で『ジプシーの老人』に取り囲まれて金品などを盗まれるようです。バスや車に置いて必要最低限の荷物のみを持って行きましょう。この日は他の場所でイベントが行われていた?ようで誰もいませんでした。 ガイドさんに紹介してもらったイタリアンレストランでシーフードの夕食、無理を言って同席してもらいました。
フィレンツェ市内観光(AM)、ヴェニスへ移動しゴンドラに乗船(PM) 7月27日
途中に音楽を奏でている船もあります。
夕食はホテルの近くの『Trattoria Bella Venezia』で家庭料理を食べました。陽気なボーイさんがいてとても楽しい夕食となりました。
7月28日<ヴェニス市内観光(AM)、ヴェニスからミラノへ移動(PM)>
ホテルをチエックアウトして駅に荷物を預けてヴェニス市内観光、水上バス(4駅)を乗り継いで集合場所のサンマルコ広場、ツーリストインフォメーションへ
集合場所へ到着できず(-_-メ)二人でサンマルコ広場を散策。探しつかれて「ガックリ」のポーズ。
"世界で最も美しい広場"とも言われることもある、ヴェネチアのサン・マルコ広場。
14~18世紀頃のヴェネツィアの歴史について展示するコッレール博物館は、ヴェネツィア共和国時代の生活様式や家具を見られるなど、中世の歴史を学ぶことができる貴重なスポットです。
スイス
ミラノからスイス・サンモリッツへ移動、ベルニナ急行に乗車 7月29日
ミラノセントラーレ駅 10:20発のRegio 2558でテイラノFS駅へ12:52着、徒歩でテイラノ駅へ(広場を挟み向かい側、徒歩5分)
テイラノ駅 14:03発のベルニナ急行 974(予約済で 23号車、51/52)でサンモリッツ駅へ12:52着、徒歩でホテル『Hotel Hauser Swiss』へ
ベルニナ急行 974
ベルニナ急行は氷河急行、ゴールデンパスなどと並ぶスイスを代表する観光列車のひとつです。運行区間はスイスの東端にあたるグラウビュンデン州のいわゆるエンガディン地方で、サンモリッツ・クールとイタリア領ティラノの間で運行されています。
2008年にはこの区間の大半が「レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」としてユネスコ世界遺産にも登録されました。
ベルニナ急行沿線の見所である「ブルージオのオープンループ橋 Viadotto di Brusio」乗っている列車の一部が見えます。2008年の「大分麦焼酎いいちこ」のTVCMでもお馴染みになったこの景観は必見です。
サンモリッツ発の場合はティラノの駅の約3キロ手前で国境を越えているので、ここはイタリア・ロンバルディア州。パスポートチェックが行われることは稀ですが、必ずパスポートはコピーではなく原本を持参するようにしてください(イタリアでは外国人のパスポート携帯義務があるので、厳密には持っていないと不法入国&滞在扱いになります)。
山頂は霧がかかっていて幻想的な風景でした。
サンモリッツからツエルマットへ移動、氷河急行に乗車 7月30日
サンモリッツ駅 08:02発の氷河急行 901(予約済で 34号車、11/12)でツエルマット駅へ16:10着、徒歩でホテル『Best Western Butterfty』へ
氷河急行 901
「世界一遅い特急」、氷河特急はそう呼ばれることもあります。平均時速30kmを考えるとそうかもしれません。
氷河急行は、ツェルマット~ディゼンティス間を走らせるマッターホルン・ゴッタルド鉄道とディゼンティス~クール~サン・モリッツ間を走行するレーティッシュ鉄道)の2つの会社が共同運行。世界遺産を含む291の橋梁と91のトンネルを通り、標高2,033メートルのオーバーアルプ峠を超えるスイスアルプスをイッキに横断する唯一の鉄道です。
ホテル『Best Western Butterfty』
ツエルマットでフリータイム 7月31日
マッターホルン・グレイシャー・パラダイスは、ヨーロッパで最も高い標高3,883mにある展望台で、大きな十字架があるのが特徴です。間近に見えるマッターホルンに加えて、ブライトホルンの圧倒的な存在感を望むことができるこの展望台は、非常に人気のスポットです。
南国育ちの嫁は、” はじめて見た雪 ”に大はしゃぎでした!!
夕食はホテルの近くのタイ料理店へ
スイス・ツエルマットからグリンデルワルトへ移動 8月1日
ツエルマット駅 08:13発のRegio 224でビスプ駅へ09:21着、乗り換え
街の周辺を散歩
グリンデルワルト、日本語ガイドさんとハイキングへ 8月2日
中腹のカフェで一休みして下山。
ドイツ
グリンデルワルトからドイツ・コンスタンツへ移動 8月3日
グリンデルワルト駅 11:19発のRegio 230でインターラーケン・オスト駅へ11:54着、乗り換え
インターラーケン・オスト駅 12:00発のIC 964でオルテン駅へ13:30着、乗り換え
オルテン駅 13:59発のInter Regio 2117でコンスタンツ駅へ15:54着、徒歩でホテル『Ibis Konstanz』へ
終日フリータイムを利用してドイツ・マイナウ島へ 8月4日
コンスタンツからマイナウ島へは船またはバスで行くことが出来ます。私たちはバス、徒歩で約40分、ホテルでバスのフリーチケットを貰っていたので切符を買う事もなく乗車。
ボーデン湖に浮かぶ「花の島」として知られるのがマイナウ島。中世から長らくドイツ騎士団の所有となっていましたが、19世紀にバーデン公フリードリヒ1世がこの島を購入し、熱帯植物の島へと変身させました。
ドイツにありながら、バナナやサボテンといった熱帯植物のほか、春はクロッカスやチューリップ、夏から秋にかけてはダリアやバラが咲き乱れ、秋には紅葉と、季節に応じて異なる楽園のような風景が楽しめます。
花で作られたアートがいくつも見られます。訪問した8月はアートの花は終わりに近く少し寂しくなっていました。
18世紀に建造されたバロック様式のマイナウ宮殿、現在も伯爵家が居住していますが、建物の一部は一般に公開され見学も可能です。
珍しい蝶を見つけました「鳥の顔」に見えます。
スペイン
コンスタンツからバルセロナへ移動>8月5日
バルセロナの空港で不運に見舞われます、荷物の1個が出てきません「ロスバケ」と言うものです。英語が話せないのにバゲッジクレームへ身振り手振りでやっと分かってもらえた?(後で旅行会社に詳細、連絡してもらった)途中で電話して車も待って貰う事に・・・荷物は1週間後に見つかったが、結局、帰国に合わせて日本の自宅に送って貰う事にした。これがこの後再びの不運に見舞われる事となった。
バルセロナ市内観光とサグラダファミリア 8月6日
バルセロナからマドリッドへ移動 8月7日
ホテルから専用車でバルセロナ空港へ
マドリッド・すべての観光ツアーをキャンセル 8月8日
すべての観光ツアーをキャンセルしてロスバケで無くなった用品を買い出しに行くことにした。日本語の通訳さんを急遽依頼して案内をお願いした、一番の目的はこの後向かう南半球の冬着を調達すること。
セゴビア観光 8月9日
「アルカサル」
庭園の中央にスペイン独立戦争の英雄の記念碑があります。
「セゴビアの水道橋」全長813m、最高部の高さは28.5m、128の2層アーチを持ち、花崗岩で積み上げられた橋は、石自体の重みで固定され、釘などの接合材は一切使われていません。
「悪魔の橋」の異名があり、これには水汲みに困った少女と契約した悪魔が一晩で造ったから、または、あまりの巨大さに人間では造ることができないからなど諸説ありますがすべてに「悪魔」が共通しています。
ペルー
ホテルから専用車でマドリッド空港へ
マドリッド 00:30発のイベリア航空 6655便でリマへ05:25着、乗り換え
次の不運が始まりました、ロスバケしたカバンの中に高山病予防薬が入っていました。飲まずじまいの標高3,000m超え二人して呼吸困難で元気がありません。
クスコからマチュピチュへ移動 8月11日
専用車でボロイ駅へ
今回はボロイ 06:40発の「ビスタドーム」 31でマチュピチュへ09:52着
バスに乗り換えてマチュピチュ遺跡へ
マチュピチュからクスコへ移動 8月12日
ホテルから徒歩で駅へ
マチュピチュボロイ 15:48発の「ビスタドーム」 304号でオリャンタイタンポ駅へ17:29着 チャーターの車でホテル『Midori』へ
帰りの車内ではイベントが行われました。
チリ
クスコからイースター島へ移動 8月13,14日
専用車でクスコの空港へ
クスコ 16:55発のスターペルー 1212便でリマへ18:15着 乗り換え
リマ 01:40発のラン航空 601便でチリ・サンテイアゴへ06:55着 乗り換え
搭乗予定の飛行機の故障で待たされること+4時間(ラン航空のカウンターで苦情を言ったらコーヒーでも飲んでいろとカードをくれました。)
チリ・サンテイアゴ 09:05(12:50)発のラン航空 841便でチリ・イースター島へ13:00(16:50)着、送迎バンでホテル『Otai』へ
イースター島は現在、チリ領になっていますが、チリ本土からは3,800kmも離れた場所にあり、最も近い有人島でも直線距離で2,000km余りも離れていて絶海の孤島なのです。
1772年にオランダ人のヤコブ・ロッフェーンが、この島を発見した日がキリスト教のイースター(復活祭)であっため、イースター島と名付けられました。
イースター島の正式名称は「バスクア島」なのですが、私たちにはイースター島のほうが馴染み深いですね。
イースター島は島全体が「ラパ・ヌイ国立公園」として国立公園になっています。1995年には、世界遺産に登録されています。
※国立公園入場券$60が必要です。イースター島内観光 8月15日
ツアーバスで島内の観光に出かける予定でしたが、出発後まもなく主要道路が現地の住民によって封鎖されていました。
「プカオ」と呼ばれる赤い帽子を被ったモアイ像です。
モアイ像は、島を治めていた部族長や先祖の霊を祀ったものと考えられています。モアイ像には「目」が付いているものがあります。
もともとモアイ像には、目がはめ込まれていました。白目は珊瑚製、瞳には赤色安山岩や黒曜石が使われていて、モアイ像の目には、霊力の「マナ」が宿っていると信じられていました。
イースター島は海洋性亜熱帯気候に属しており、1年中観光することができる島です。イースター島には四季がなく雨季と乾季に分かれています。年間平均気温は21℃前後と温かく、湿度も77%と、かなり高温多湿な気候となっています。ツアーガイドさんに紹介してもらったレストランで夕食、海に沈む夕日を見る事が出来ました。
オーストラリア
イースター島からオーストラリア・シドニーへ移動 8月16~18日
送迎のバンでイースター島の空港へ
サンテイアゴ 8/17 00:05発のラン航空 801便でオーストラリア・シドニーへ8/18 07:55着
午後からシドニー市内観光 8月16
オペラハウスはシドニー湾に突き出たベネロング岬に立つ総合芸術劇場。デンマークの建築家ヨルン・ウッツォンの設計案であまりにも特異なそのデザインゆえ、竣工までに14年の歳月と1億2000万A$の総工費を要するなど、当初予定を大幅に超過しました。
白い貝殻を思わせる屋根の曲線を実現するのに必要だったのは、約106万枚ものスウェーデン製の陶製タイル。内部は、世界最大規模のパイプオルガンを有するコンサートホールや、ドラマシアターなど、大小5つの会場に分かれ、そこでは年間約1,500もの公演が行われています。
世界三大美港のひとつシドニー湾に架かるハーバーブリッジは、オペラハウスと並ぶシドニーのランドマークです。
ノースシドニーとシティを結びシドニーの交通を支えるハーバーブリッジ。両端を支える石造の支柱と美しく描かれたアーチが特徴です。その形からは「コートハンガー」という愛称がついており、広く親しまれています。
夕食はツアーガイドさんに教えてもらったタイ料理のレストラン『Khao San』(帰りはホテルまでタクシーを利用、シドニーは日本の感覚で乗車可『ガイドさん情報』)シドニーからエアーズロックへ移動 8月19日
送迎のバンでシドニー空港へ シドニー 10:30発のカンタス航空(Jetstarコードシェア便) 5660便でエアーズロックへ 13:40着 AATKingsの大型ばすでエアーズロックリーゾートの中にあるホテル『Desert Gardens』へ
オーストラリア世界遺産のウルル・カタジュタ国立公園の宿泊施設、スーパーマーケット、レストラン・カフェが集まっている地域がエアーズロックリゾートと呼ばれています。 リゾート内には、ショッピングセンター、美術館、キャンプ場、そして、観光アトラクションもあります。ショッピングセンターには、スーパーマーケット、観光案内所、お土産店、郵便局や銀行まであります。
ウルルサンセットツアー&サザンスカイBBQディナー 8月19日
オーストラリア産ワインスパークリングワインとおつまみを楽しみながら、太陽が沈むとともにウルルの色が変化する様子を鑑賞できます。
夕食はオーストラリア式バーベキューディナーとデザートの後、ガイドさんが南半球の星座を解説してくれます。
※ウルル・カタジュタ国立公園入園料の支払いが必要です。1名 25.00A$
ウルル・サンライズ、登山とふもとめぐりツアー 8月20日
温かい紅茶やコーヒーを飲みながら、日の出と共に色を変えるウルル・カタジュタ国立公園の雰囲気が楽しめます。
「カピ・ムティジュル」と呼ばれる枯れない水場
乾燥したウルルでは雨が少ない。しかし、このムティジュルの泉は水が枯れることがなく昔から貴重な飲み水として使われてきました。
現在では、観光客による環境汚染により水は飲めないものとなってしまっています。
「家族の洞窟」
家族でやってきたアボリジニの人たちがここで休憩した場所らしいです。ここは壁画がたくさん残っています。
色も何色か確認でき鮮やかな印象、これらの色の原料となってるのは虫の体液や樹液、水を混ぜたものなんだそうです。
「ウルルの心臓」
ムティジュルの泉のそばの岸壁に「ウルルの心臓」と呼ばれてるハートマークのくぼみがあります。
写真の一番上のくぼみです。自然に出来たとは思えないほど、しっかりとしたハートマークでした。
「エアーズロック登山」エアーズロックが登れないときは、登頂ルートのゲートが閉鎖されます。エアーズロックの登頂ルートは一つだけですので、そのゲートが閉鎖されると登ることができません。
私たちは幸運にも登ることが出来ました。体力がなく途中までの登山となりました。
エアーズロックからケアンズへ移動 8月21日
エアーズロック 15:25発のカンタス航空(QantasLinkコードシェア便) 1854便でケアンズへ 18:20着 『Sun Palm Transport』シャトルバスでポートダグラスのホテル『Sheraton Mirage Port Douglas』へ
夕食はホテルでシーフードを堪能しました。
キュランダ観光ツアー 8月22日
「水陸両用車アーミーダック」 6輪駆動の水陸両用車(第二次世界大戦に使われた歴史的な乗り物)に乗ってのジャングル体験です。 まずは陸上をドライブしてガイドと一緒に深い熱帯雨林の森に入っていきます。大きなシダ、ラン、絞め殺しのイチヂクの木等、熱帯雨林を構成する様々な植物が見られる他、魚を狙うカワセミや爬虫類、オーストラリアの動物が見られることもあります。「ワイルドライフパーク」 パーク内はカンガルーとワラビーが放し飼いになっていて、近付いて餌付けをしたり触る事も出来ます。カンガルーの方から側に来てくれました。 また、コアラも間近で見ることが出来ました。夜行性なのでほとんどのコアラが眠っています。
バロン渓谷国立公園にあるバロン滝では、近くにある駅に停車して、写真を撮る時間を設けてくれます。
「ホースシューベンド」180°のヘアピンカーブから急な登り道がはじまります。ここは列車がきれいに撮れるシャッターチャンスです。
アウターバリアリーフクルーズ 8月23日
アウターリーフクルーズはグレートバリアリーフの最も沖合い、大陸棚のエッジにあるリボンリーフと呼ばれる珍しいサンゴ礁群のひとつにエイジンコートリーフはあります。きれいなサンゴ礁に浮かぶクイックシルバーの2階建てポンツーン(海上デッキ)はグレートバリアリーフクルーズの中で一番の規模、安定さ、便利さを誇ります。
ポンツーンへは、安全で快適な高速船ウエイブピアサーで行く事が出来ます。
ホテルでのんびり 8月24、25日
二日間はホテルの近くのビーチを散歩したり、プールで水遊びをしたりでこの旅行最後の時間をのんびり過ごしました。
日本
ポートダグラスから香港を経由して自宅熊本へ 8月26,27,28日
8/26 ボートダグラスから専用車でケアンズの空港へ
ケアンズ 12:45発のキャセイパシフック航空 146で香港へ 17:55着