◎ショートクルーズ旅のルート
ショートクルーズだけに日本を含めて3ヶ国
横浜→青島(中国)→麗水(韓国)→佐世保(日本)→横浜
4月24日~5月3日の10日間日程です。出航後、不運にも2日目に船のメインエンジンでトラブル発生し、急遽、釜山(韓国)で修理する事になり日程が変更になってしまいました。(悪い事も含めて旅の良き思い出です。)
横浜→釜山(韓国)→麗水(韓国)→佐世保(日本)→横浜
◎出発前の準備
□持ち物
初めてのクルーズ旅行だったために必要量が分からないままに一週間分の国内旅行に必要な洋服と航海中にドレスコードのあるパーティが開催されるとの事でそれに合うものを(ピースボートはカジュアル船なのであまり拘らなくても良く私はスーツを嫁はドレスを持って行った)準備した。
その他は事前に書類一式が送られて来てその中に「乗船に関するご案内」と言う冊子があり持ち物チェックリストのページを見ながら準備すると間違いない。
また、荷物が多少増えても事前に船宛に宅配で送れるので大丈夫です。
□海外旅行保険とビザ
海外旅行保険は「損害保険ジャパン日本興亜」の死傷死亡後遺障害1,000万円、治療保険1,500万円、疾病死亡1,000万円の家族保険で保険料6,770円で加入しました。
(クルーズ船内の診察室は全額負担で海外診療と言う事になるので加入をおすすめします。)
ビザは日本国籍の私は特に必要なく、妻は外国籍(タイ国籍)のために中国のビザが必要になりました。取得は代理申請が可能であったので船会社にお願いして一週間ほどで取得できました。
□常備薬
常用している薬が(私の場合降圧剤)ある場合は日数分、頭痛薬、胃腸薬、風邪薬、酔い止めの薬など普段飲み慣れている薬を準備する。(トラベルミンと言う酔い止薬は船に準備があり無料で貰えます。)
□オプショナルツアーの申し込み
寄港地では自由に散策する事も出来ますが、治安があまりよくなっかったり、現地に不案内だったりする場合はオプショナルツアーがお勧めです。
オプショナルツアー用の冊子と申込書が事前に案内される。また、人気のツアーはすぐに定員に達してしまうので出来るだけは早く申し込みましょう!。もちろん乗船後でも空きがあれば申し込みできます。
4月24日 <クルーズ船(ピースボート)が待つ横浜へ>
路線バス、空港リムジン、特典航空券によるJAL便(熊本→羽田)、高速バス(横浜港大さん橋下車)、徒歩10分で横浜港大さん橋の国際旅客船ターミナルへ。
ピースボートを背景に記念写真を“パチリ”
2階の国際旅客船ターミナル入口、入り口を入ると既に受け付けは始まっていました。
手続きを済ませて予約した部屋へ、私たちはペアタイプのスタンダードⅠの窓ありタイプで4階のフロアでした。
事前に送付した宅配の荷物(スーツケース2個)は部屋に届けられていました。
休む間もなく必修の全員参加の避難訓練、全員の氏名が確認されます。
ウェルカムパーティがあり、その後出航!
出航間もなく、前線の影響で大揺れ(東京湾の中は静か)船酔いの始まり!
旧名称は「富山浦」と呼ばれ、地名が「釜山」と改められたのは16世紀以降のことで、山の形が鉄釜に似ていることに由来している。
釜山は現在、韓国ドラマ・映画のロケ地になったり、可愛いカフェができつつあったりと、人気上昇中の韓国第2の都市で韓国最大の港となっている。
今回訪問したのは世界遺産の石窟庵(ソックラム)、仏国寺(プルグッサ)、天馬塚(チョンマチョン)の三か所
・石窟庵(ソックラム)
「石窟庵」は景徳王15年(751年)、金大城(キム・デソン)により創建され、完成当時は「石仏寺(ソップルサ)」と呼ばれていました。金大城は前世の両親のために石窟庵を、現世の両親のために仏国寺をそれぞれ建立したと伝えられています。
石窟庵入口から本尊が安置されている石窟庵までは、約1km歩かなければならないため、歩きやすい靴が良い。また、道幅はありますが、歩道の片側は断崖になっていて手すりも何もないので注意が必要。
・仏国寺(プルグッサ)
吐含(トハム)山の中腹に位置する仏国寺は大韓仏教曹渓宗第11教区の本寺であり、韓国を代表する寺院として広く知られています。仏様の世界である仏国土を現世に再現することを目的として建設されたと言われています。
現在見ることのできる仏国寺の姿は1973年に復元されたものです。
「天王門」、仏法を守護する四天王がここで睨みをきかせており、寺院を邪悪なものから守っています。
大雄殿(釈迦如来の彼岸世界)
何かのご利益があるんでしょうか?
・ランチタイム
・天馬塚(チョンマチョン)
天馬塚という名前はこの古墳から天馬を描いた馬の泥よけが出土したことに由来します。天馬図と呼ばれるこの泥よけは白樺の皮で作られており、翼の生えた白馬がたてがみを風になびかせて空を翔ける姿が描かれています。
4月30日 <麗水・アクアプラネットと悟桐島>
麗水(ヨス)は韓国南部に位置する海が美しい港町。2012年には海をテーマとした海洋万博(麗水EXPO)が開催されました。
港でゆるキャラ?に歓迎してもらいました。
・ハンファアクアプラネット麗水
「ハンファ・アクアプラネット麗水(ヨス)」は、韓国で2番目の規模を誇り、2012年「麗水世界博覧会」とともにオープンした。
アクティビティはフロアごとに分かれています。
・1階展示室:チケットボックス、ARトリックアイミュージアム、5D映像館、ギフトショップ、フードコート、カフェ
・2階展示室:アクアフォレスト、マリンライフ、オーシャンライフ
・3階展示室:マリンライフ陸上部(シロイルカ観覧席、アシカ観覧席)
ドーム状になっていて魚など下から見上げる事ができる水槽もあります。
ロシアから来たかわいいベルーガ
・レストランでランチタイム
太刀魚料理、辛めの鍋、辛いの苦手な私は少しだけ・・・食べ物は豊富!!
・市場を散策
イチゴひとかごを購入、結構な量でみんなで頂きました。
長崎県北部に位置し、西海国立公園「九十九島」に代表される豊かな自然に恵まれた街です。かつて旧海軍の軍港として栄えた歴史をもち、現在は米海軍基地を有する国際色豊かな港街でもあります。湾内には数隻の軍用艦が停泊していました。また、日本最大級のテーマパーク「ハウステンボス」などの観光都市としても知られています。
・ 御船山楽園
佐賀県武雄市にある御船(みふね)山は、その姿が唐船(とうせん)に似ていることから唐船山とも呼ばれています。この山の西麓に広がるのが御船山楽園。
5万本のツツジが中国の山水画を彷彿させる御船山の断崖を背景に見事な景観を作るそうです。残念ですが、5月のこの時期はツツジは終わりのようで寂しい風景になっています。
藤の花は綺麗に咲いていました。
・嬉野にある温泉旅館でランチ
ボリュウム満点でお腹いっぱいに!!
旅館の中に無料の足湯がありました。
・九十九島遊覧クルーズ
「未来に向かって海を走る」という思いが込められた九十九島海賊遊覧船「みらい」。遊覧船としては日本初の電気推進船で、未来志向の環境や自然に優しいエコな船です。
遊覧船は「パールクイン」と呼ばれており、海の女王をイメージした船です。
途中に見つけた小島、カニに見える?私には潜水艦に見えるけど!!正解は『カニ』
船内には海賊が潜んでいました!?
・佐世保出航、横浜へ
小雨の降る中、出航には「SASEBOキャンディーズ」がお見送りをしてくれました。あれ!キャンディーズって3人じゃなかった??。
学生(長崎大の学生さん)さんでイベントなどでボランティアで出演しているとの事でした。
この後は最終の横浜に寄港ですが、佐世保で下船する方が複数いました。私も熊本だったので希望しましたが、申し込み時に手続きを済ませていないとダメ見たいです。
終日航海日にはピースボートスタッフによる隠し芸の披露や船上バーベキューがありました。皆さん芸達者ですしイベントとしてとても楽しめました。
・5月3日<横浜港着、下船>
16:00頃 横浜港入港、下船して荷物を宅配に預けて解散。最終便の熊本行には間に合わないので横浜で一泊、翌日、電車、飛行機(特典航空券利用)、バスと乗り継いで帰宅した。