「年間10万マイルくらいを、今の生活をしながら貯める」
マイルを貯めるメリットと価値
マイルの価値を楽天ポイント、Tポイント、nanaco、WAONなどのポイントと同じものと思っていませんか。
これらのポイントはだいたい100~200円の買い物につき1ポイントが貯まり、1ポイント1円の価値で消費する事ができます。
マイルは1マイル=1円ではありません。
日常の買い物をカード決済に変えるだけでマイルは貯まる。
普段の買い物は「現金」で支払いをしていることがほとんどだと思います。この買い物をクレジットカード決済に変えることによって、100~200円1マイル以上のマイルを貯めることができます。
そして、ポイントサイトというサイトを利用することによって、100円=〇〇マイルと獲得できるマイルを倍増やすことができます。
場合によっては、100円=30マイルなんてこともあります。
現金払いでは、還元"0"、楽天ポイントなどは1%程度なのに、マイルならば4~5%になります。
一般の家庭であれば、すべてをクレジットカードで支払ったら年間200~300万円の決済は可能と思うので、マイルに換算すると80,000~120,000マイルになります。
特典航空券に交換したときにわかるマイルの価値
実際にマイルで航空券に交換した場合に1マイルはどれくらいの価値になるのか?
国内線に交換した場合
ANAの場合は時期によってローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)に分かれていて消費するマイル数が変わります。
例えば 東京-沖縄の航空券をマイルで交換する時のマイル数(片道)は
ローシーズン(L):7,000マイル
レギュラーシーズ(R):9,000マイル
ハイシーズ(H):10,500マイル
レギュラーシーズンで価格を比較してみます。
普通運賃だと、片道44,510円、今回はスーパーバリュー21を使って計算します。この日の価格は、12,110~28,510円です。
片道のマイル数は9,000マイルなので、1マイル=1.35~3.17円になります。
(直前にマイルで航空券に交換すると、4.95円ほどになります。)
国内線の利用でも、1マイルは1.35~4.95円程度の価値があります。
国際線に交換した場合
国際線は、地域ごとにZONEという括りをつけて分かれており、国内線と同じで時期によってローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)と消費するマイル数が異なります。
必要なマイル数は以下になります。
(Y:エコノミークラス C:ビジネスクラス F:ファーストクラス)
日本人に人気の韓国ともっとも遠いヨーロッパのレギュラーシーズンで価格を比較してみます。
韓国/ソウル(ZONE1)
レギュラーシーズンで必要マイルは15,000マイルで、価格は往復で54,740円です。
1マイル=3.65円になります。
イギリス/ロンドン(ZONE7)
レギュラーシーズンで必要マイルは55,000マイルで、価格は往復で308,910円です。
1マイル=5.62円になります。
国際線エコノミークラスの場合は、1マイルは3.65~5.62円程度の価値があります。
ビジネスクラスで価格を比較してみます。
イギリス/ロンドン(ZONE7)
レギュラーシーズンで必要マイルは90,000マイルで、価格は往復で835,630円です。
1マイル=9.29円になります。
アメリカ/ハワイ(ZONE5)
レギュラーシーズンで必要マイルは65,000マイルで、価格は往復で727,660円です。
1マイル=11.2円になります。
国際線ビジネスクラスの場合は、1マイルは9.29~11.2円程度の価値があります。
ファーストクラスで価格を比較してみます。
イギリス/ロンドン(ZONE7)
レギュラーシーズンで必要マイルは165,000マイルで、価格は往復で2,833,630円です。
1マイル=17.18円になります。
アメリカ/ハワイ(ZONE5)
レギュラーシーズンで必要マイルは120,000マイルで、価格は往復で1,523,660円です。
1マイル=12.7円になります。
国際線ファーストクラスの場合は、1マイルは12.7~17.2円程度の価値があります。
1マイルの価値はいくら?
限定路線での比較計算ですが
国内線を利用した場合は、1マイルは1.9~5円程度の価値
国際線を利用した場合は、1マイルはエコノミークラス3.0~5.0円、ビジネスクラス9.29~11.2円、ファーストクラス12.7~17.2円程度の価値
1マイルの価値は、最大17.2円になります。
マイルを貯めることのメリットは?
マイルは貯め方がわかると、100円=1~5マイル貯めることができる。使うときは1マイル=2~16.5円というレートで交換して使うことができます。
日常の支払いをクレジットカードに変え、ポイントサイトを可能な範囲で利用することで10万マイル程度は貯めることができます。
10万マイルの価値は、20万円~180万円です。
旅行好きにとってはとても嬉しいシステムではないでしょうか?
税金・国保・公共料金の支払いでマイルを貯める
一般に
税金:所得税、固定資産税、自動車税
国民健康保険
公共料金:電気、ガス、水道、通信(携帯電話、インターネット)
の支払いは給与天引きや銀行口座引き落としにしていることが多いと思います。
年間の支払い額は100~200万円は少なくともあり、これが自動で毎月支払われているのはもったいないことです。しかもコンビニなどの支払い用紙でクレジットカード決済ができない。
しかし、こういったクレジットカードで決済できない、税金・国保・公共料金もポイント還元(マイル)にできる方法があります。
セブンイレブンで使える電子マネー「nanaco」を使います。公共料金などはセブンイレブンでnanaco払いができます。(支払い時のnanacoポイントは付与されません。)
nanacoをチャージする時にクレジットカードを利用することでポイントが貯まります。おすすめはセブンカード・プラスです、このカードはnanacoカードにチャージすることができ200円に1ポイントのnanacoポイントがもらえます。さらに買い物でもnanacoポイントがもらえるのでポイントの二重取りができます。
仮に年間100万円の公共料金などを支払うと5,000ポイントのnanacoポイントが貯まり、ANAマイルに交換すると2,500マイル(交換率50%)を獲得できます。また、セブンカード・プラスを作成する場合はポイントサイトを経由するのを忘れないように!
ファミリーマートでANAマイルを貯める
ファミリーマートは実はANAマイルを貯めるのにとても相性がいいんです。
ファミリーマートには「カードの日」というものがあり、毎週火曜、土曜はポイントの割増を行っています。
1ヶ月のファミリーマートの決済金額が、
・5,000円未満→200円につき2.5マイル
・5,000円以上→200円につき4.5マイル
・15,000円以上→200円につき5マイル
貯めることができます。また、水曜はレディースデーになっていて1.25~1.75マイルの還元を受けることができます。
前月のファミマだけの決済が1,15,000円を超えているとゴールドランクになり、曜日関係なしに常にファミマでのポイントは200円=1.5マイル還元になります。ただし、条件があり決済には「ファミマTカード」を使用する必要があります。
イオンショッピングでANAマイルを貯める
イオンカードの還元率は基本0.5%ですが、「イオンカードセレクト」というクレジットカードのみポイント2重取りが可能になり、還元率は1%になります。さらに特定の条件を満たすと、還元率が1.5%までにUPします。
WAONとイオンカードセレクトの6ヶ月間の利用額が、10万円以上の場合「ステージ1」、30万円以上の場合「ステージ2」、50万円以上の場合「ステージ3」と区分されます。
その上で5のつく日(5日・15日・25日)にオートチャージをするとステージに応じてもらえるポイント数が通常の200円に1WAONポイントよりレートが良くなります。
イオン銀行からのオートチャージを設定しておくと、レジでWAON支払い時、通常のポイント以外に、オートチャージ分のポイントも付与されます。
チャージする際の注意点
イオンカードセレクトのWAONチャージは、一定額を下まわった時にのみ行われ(オートチャージのみ)、かつカード払いではなくイオン銀行から即時引き落としになってしまいます。
毎月20日と30日はWAONまたはイオンクレジットカードで買い物をすると、5%OFFです。WAONポイント2重取りをするためにクレジットカードではなく、WAONで買い物をします。
他にもポイント5倍デーなども設定されているので、20日、30日以外の日でも、できるだけ特典のある日にまとめて買い物をするようにしましょう。
JALマイルを貯める方はJALカード+JMB WAONカード
WAONには「JMB WAON(カード型・おサイフケータイ型)」というタイプがあります。その中でJMB WAONカードに限り一部のJALカードでチャージが可能です!!
チャージで0.5%~1%のJALマイルをもらうことができます。